7月10日から兵庫県立美術館で開催されている、
「アイノとアルヴァ 二人のアアルト展」へ行ってきました^^
兵庫県立美術館へ行くのは、じつは二回目!
2013年の「フィンランドのくらしとデザイン展」以来なので、8年ぶり!?
8年前と同じ、北欧好きの幼なじみと一緒に行ってきました^^
思い返せば私は、結婚を機に
食器や雑貨、インテリアについていろいろ調べるようになり、
フィンランドの暮らしやデザインってなんて素敵なんだろう…と、知れば知るほどのめり込んでいきました。
著書「北欧テイストのシンプルすっきり暮らし」の中でも書いていますが、
冬が長い北欧は、明るい時間がとても短いんですよね。
そんな環境の中で、暮らしを心地よくする工夫がいっぱいあって、本当に素敵なんです。
そして、あたたかみがある。
木やお花、果実や動物など、自然のものが鮮やかに描かれたテキスタイルも多いですよね。
暮らしに光を取り込むために欠かせない照明は、素晴らしいデザインのものがたくさん!!
artekの家具も大好きで、わが家ではテーブルやスツール、壁掛けラックなどとても気に入って使っています。
「L-レッグ」と呼ばれる曲げ木の脚が独特なデザインですよね♪
見た目だけでなく、スチールに相当する柔軟性と強度を持ち合わせているそう。
冷たくて硬いスチールの脚ではなく、寒い北欧だからこそ脚もあたたかみのある自然素材に、という考えがいいなと思うし
スチールに負けない強度と外見をクリアするって、かっこよすぎる◎
それから年月とともに表情を変えていくところもいいなぁと思う。
経年変化によって生まれる傷や色の変化を楽しめて、更にそこにも価値が生まれるなんて。
ずっと愛されて、受け継がれていく家具。
まさにサスティナブルですよね。
ずっとずっと昔から、フィンランドってすごいんだなぁ。
アアルト展を堪能させていただいて、私が一番感動したところを聞いてもらえますか?笑
(熱くなりすぎてすみません〜)
アアルトはいろんな建物の建築設計や内装デザインをされているんです。
そのなかでも、結核療養施設(パイミオサナトリウム)の内装がものすごく心にのこりました。
扉が素敵なブルーだったり、階段がイエローだったり、食堂の椅子はオレンジだったり。
思わず気持ちが明るくなるポップなカラーがあちこちに散りばめられているんです。
しかもそれが絶妙な色合い!
患者さんへのエールやん…涙 と私はすごく感動してしまいました。
隣にいた友人が、「パイミオカラーってこれのことかー♡」って言っていて、
「なになに、そんなカラーあったっけ?」と私。
帰ってから調べてみたら、ありました、スコープさんのHPに。
ぜひぜひ読んでみてください。さすがスコープさんです。(だからだいすき)
内装のカラーのことだけではなく、
冷たいスチールは使わないようにして、代わりに自然素材の木材を曲げて柔らかなフォルムにし
療養施設で過ごす人々が共有スペースでくつろげる、快適なチェアを生み出したことも。
そんなあったかい話ありますかー。(感動)
↑それがこの「アームチェア パイミオ」
アアルト展では実際に座ることができました。
見た目よりずっとずっと座り心地がいいんですよ。(そしてお値段はおったまげ〜です♡)
角がなくて、やわらかくて、あたたかいデザイン。
患者さんへのエールやんかー…涙(2回目)
他にも図書館や教育施設などいろいろ設計を手掛けていたりするのですが、
どれも人を幸せにする空間になっていて。
とても心があたたかくなるアアルト展でした。
それからそれから、わが家でも愛用しているイッタラのグラス「アイノ・アアルト」は
奥さまのデザインでした^^
このなみなみが手にいい感じにフィットして、使いやすいんです。
最後はガチャガチャをして帰りましたよ♫
なに、この「何が出るかな♫」のわくわくどきどき感!笑
子どもの気持ちがわかったわ〜^^
1回400円です。あー楽しかった。
今から中身を組み立てるので、また写真を撮って載せますね^^☆
グッズ販売のところに座っていたお人形の洋服がかわいくて
ついパチリ^^アピラ着てるやんか〜♡
というわけで、本日は胸いっぱいの体験により(笑)かなり熱めのブログになりましたが、
最後までよんでくださったみなさま、どうもありがとうございました^^
<おまけ>
胸いっぱいの幸せ美術館のあとは、かつくらでがっつりお腹を満たしてきました^^♫
お出かけ記録にお付き合いいただき、ありがとうございました^^