<長男2歳の頃の話>楽しいが最優先の育児になったきっかけ

著書の方でも少し書いていますが、長男は言葉が遅い子でした。

ところが私はこの家に引っ越してくる頃(長男2歳)までそのことに全く気付かず。^^;

普通に、何の心配もなく、上機嫌で子育てしていました。恥

この地域に引っ越してきてすぐ運よく健診があって、その時にはじめて色々指摘され、寝込むほど悩みました。@@;

次男妊娠中、長引くつわりで長男とあまり遊んであげられなかったせいだと自分を責めたり、

今まで何も不安を感じず子育てしていた自分ののん気さに呆れたり。

実家は電車で1時間の距離だし

まだ近所にママ友はいないし、

日中は0歳と2歳と3人だけで、今思えばよくやっていたなぁと思う^^;

 

その頃の私は、子どもって親の育て方が全てだと思い込んでいて(もちろん育て方もあるのですが)

子どもの成長が早い子は母親が素晴らしく、

逆に遅い子は母親の力不足なんだと思っていて、、、

そんなんじゃないのに。

生まれ持った個性や感性があるのにね。

今でも当時を思い返すと胸がぎゅっと締め付けられます^^;

なぜ5年も前の話を書いているかというと、わたしが子どもとの関わりを工夫するようになった原点だと思ったからです^^

周りと比べて焦っても

厳しくしつけようとしても

子どもの成長段階に合ったことをしない限り空振り、いや、デッドボールで骨折(笑)だったんです。

例えば、言葉を促すのに絵本を読んであげるのはとってもいいこと。

でも、一生懸命絵本を読んでも興味の一つも向けてくれない、読んでる先からページをどんどんめくろうとする、

うまくいかないな〜モヤモヤイライラ…←これ、デッドボールのパターンです。

だったら、絵本をめくりにきた時に「つかまえた〜!!」って追いかけっこをはじめた方がお互い笑顔でホームランです。

大事なのは「楽しい」こと。

お母さんといると楽しい、おもしろい、それを最優先で育児するのじゃ〜と吹っ切ることにしたきっかけでした^^;

 

一年生になった長男、学年の目標の100冊読書を突破したそうです^^

あの頃「絵本を読んで言葉を増やす」ことにとらわれすぎなくてよかった。

その時がきたら子どもの方から求めてくるんですね。今ならわかります^^;

 

ちなみに今はたくさん言葉の「意味」を聞かれます。

「〇〇ってどういう意味?」

↑これめっちゃ答えづらい!なんとなくわかってるのに説明できないやつ。

なので、わたしの返答はいつもこうです。

「ちょっと待ってな、今調べるわ」

すぐ調べる!笑

正しい知識を学んでもらえる絶好のチャンス!(ついでにわたしも^^;)

興味を持ってくれた時に教えてあげられると頭に入りやすいし私もラクです。

インスタに、春から入園を控えているママさんから幼稚園時代の工夫について質問をいただいたので

この場を借りて少し書かせてくださいね^^

 

わたしの場合は、とにかく

子どもがやりやすい方法を見つけて(探して)提供する。そして「自分でできる」をたくさん生み出す。

これに尽きました。

家では、できないことを頑張らせない。

できないなら簡単にできるよう工夫するか、もう少しいい時期が来るまで待ってみる。

できることをたくさん褒めて、家は自信をたくさん蓄えてもらう場所でありたいと思っていました。

できないことが他のお子さんよりも多かったですから^^;

(しかし1人目なので何がどれだけ遅れているのかよくわかっていませんでしたw 今なら色々実感…笑)

↑に書いた自信の蓄え方は、小学生の今ではなかなか通用しない部分があります。

幼稚園児だからできたことかなとも思います。

そう思えば期間限定ですね!

生きていく上で必要な身辺自立については、声かけの工夫だけでなく物理的なものでも色々準備しました。

 

・私服のズボンは全て、ウエストゴム着脱しやすいものにする→ずらしやすいのはトイトレにも◎

・服の前後を確認する習慣づけ→無地の服も多いので、タグを確認してもらう癖をつけていました(前をめくってタグがないことを確認)

・着替え終わったら鏡で全身を見てもらう→自分の姿を客観的に見る習慣付けになればと、身支度スペースに全身鏡を取り付けています。襟が出せていない時も、「鏡でチェックして〜」の声かけだけで自分で気づいてくれるとお互い楽です。

・帰宅してからの流れは定着するまで手取り足取り見守り、とにかく褒める→これは本当にやっていてよかったこと!小学校になっても当時のわたしの努力が生きてます(笑) 習慣ってすごいです。

・おもちゃのお片づけは10分で綺麗になるよう量を調整する→カゴに入れてくれるだけでもOK。とにかく10分以内で部屋が綺麗になって広くなった!気持ちいい!と思ってもらえるようにしていました。自分で短時間で片付けられるという自信が次につながるので、細かい仕分けなどは親が手伝っていました^^

(幼稚園でも先生やお友達に褒められるきっかけになればいいなという気持ちもあって、お片づけに自信を持てるような工夫を考えていました

・お箸

練習にエジソン箸を使っているけどなかなかお箸を持てるようになれない、というお子さんにオススメのお箸も載せておきますね^^↓

長男は不器用でエジソン箸だとなかなか移行できそうになかったので、コンビのお箸にはお世話になりました。

今ではとっても綺麗にお箸を持ちます^^

エジソン箸でうまくいかない場合は試してみる価値はありかなと思います。

時々こうして子育てのことも書いていこうと思っていますが、私は子育てが上手でお手本になれるような母親ではないことをお伝えしておきたくて今日は書きました^^

悩んで情けなくて失敗もたくさんして見えてきたものがあります^;

同じように悩んでおられるお母さんの参考にしてもらえるようなことが少しでもあったらいいな^^。